MUDAIです!
誠に勝手ながら17日月曜から、20日木曜までお盆休みを頂きます◎
と言っても、コロナウイルスの影響で毎年恒例の三重への帰省はできず、
赤福氷も食べれない
ビールも飲み歩きできないし
こんな顔もできない。
夏を満喫したいけど、、、。
花火も祭りもやってない。
しょうがない。コロナだから。
毎年同じことができてたのって幸せだったんだなと、
ロード第1章の歌詞のようなことを思いながら、どう過ごそうか考え中。
BLUE TOMATO
渋谷と原宿の間キャットストリートにある美容室、BLUE TOMATOのサイト
-MUDAIブログ-
2020/08/16
MUDAIです!
誠に勝手ながら17日月曜から、20日木曜までお盆休みを頂きます◎
と言っても、コロナウイルスの影響で毎年恒例の三重への帰省はできず、
赤福氷も食べれない
ビールも飲み歩きできないし
こんな顔もできない。
夏を満喫したいけど、、、。
花火も祭りもやってない。
しょうがない。コロナだから。
毎年同じことができてたのって幸せだったんだなと、
ロード第1章の歌詞のようなことを思いながら、どう過ごそうか考え中。
BLUE TOMATO
9:59 AM | Comment 0
2020/06/21
【美容師とお客様】
BLUETOMATOには、ありがたいことに長い間通い続けてくれているお客様が沢山います。
2ヶ月に1度くらいのペースで髪の毛を切りながら、気がつくと10年近くの時間が経過していたりする。
よく考えれば友達よりも定期的に会って、話してたりするな〜と。鏡に映るお客様の顔を見てなんとも言えぬ感情になったりする。
お互いの人生をいい距離感で見つめている不思議な関係。
〜maiと冬ちゃん〜
maiがアシスタントの頃、カットモデルで声をかけたことをきっかけにずっと担当させて頂いているお客様。
【ヘアチェック中にお客様とケンカする?】
そんなことが接客業である美容室で起こっていいわけはないのですが、この二人は毎回ケンカしている。
アシスタントが後ろで、また始まったと少しニヤニヤしながらケンカの様子を傍観する。
ケンカの内容は、冬ちゃんのやりたいことが右往左往して、色々提案するが、なんとなく嫌だったり、前にやったあの感じだよって言っても「忘れた〜」とか言ったり、ようやく決まってカラーを塗り始めた途中で、「何色になるんでしたっけ〜」とか言ってmaiのことをブンブン振り回す。
とにかく振り回し方がオモシロイ。
本人はふざけているわけじゃなく、至って普通にやりとりしているのだが、感覚的で自由な冬ちゃんと、仕事中は生真面目なmaiの相性の悪さが奏でるハーモニーがケンカという形なだけなのだろう。
冬「maiさんが鬼になった〜」
m「言っとくけど鬼にさせるのは冬ちゃんだけだからねっ!!!」
いい大人とは思えないやりとりがフロアに響く。
ヘアチェックでケンカして、施術中にさらに険悪になり、仕上げの時に満足して笑顔になり仲直り。
そんなことをかれこれ10年以上続けている。
この小競り合いが好きなので希望としてはこれからもずっと続けて欲しい。
(冬ちゃんは絵を生業にしているアーティスト◎Fuyumi Yamamori)
一人一人のお客様と、一つ一つの関係がある。
美容師はやはりいい仕事だなと思う◎
BLUETOMATO mudai
8:39 PM | Comment 0
2020/05/27
MUDAIです。
こんな状況の中で自分達も忘れていたくらいなんですが、今月5月1日に9周年を迎えましたw
思えば、BLUETOMATOがスタートしたのは2011年5月。
オープン準備を進めている最中に東日本大震災が起き、内装資材が足りなくなるかもしれない、融資が降りないかもしれない、など、様々な不安を抱えスタートしました。
いよいよ10年目に突入したわけなのですが、まさかこんな状況とは夢にも思わなかったというやつです。
オープンする時も以前のサロンを震災直後の4月にバタバタと退社し、こんな状況で、新しく作る自分のお店に来てくれるのかすごく不安だったのですが、初月からたくさんのお客様がご来店頂き『助かった〜』という感情になったことが思い出されます。
今も、こんな状況下の中、わざわざ足を運んでくれる顧客の皆様に助けられています。
つぶれたら困るからクラウドファンティングをしたほうがいいと、わざわざ電話をかけてくれるお客様や、カットチケットを作った方がいいとアドバイスしてくれるお客様、助成金や、給付金などのまとめサイトをメールしてくれるお客様。
僕が、世の中の便利な仕組みに周回遅れのポンコツ経営者なことをよくご存知の皆様に少しずつおりこうにして頂いております。
新型コロナの状況下の中、BLUETOMATOに来店した印象をnoteで書いてくれたりしたお客様もいました。
↑↑↑文章が上手すぎて、、、。本職の文章力に圧倒されました。
あと、やはりスタッフ達にすごく助けられてます。
こんな状況下でも自分自身の成長を止めず、もがきながら前に進もうとしてくれるスタッフ達の姿勢に活力をもらい続けています。
新型コロナ対策も、みんなが意見を出し合ってほとんど決めてくれました。
なんなら今年の新卒の北村さんまですごくテキパキと働いてくれてw
助成金とか給付金はほぼYUICHIがやってくれたし。
僕がやってたことといえば、銀行にお金借りたり、たぬきちにお金借りたり、
魚釣ったり、虫とったり、化石掘ったり、して売って、たぬきちに借金返して、
まーようは、あつ森。
あつ森です。
YUICHIは助成金。僕はあつ森。
『安心してください、しばらくはつぶれないはずです』
お金借りましたからね。
そらつぶれないです。しばらくはw
ブログでこんなことを書くのもどうかと思うんですがあえて書きますとね。
いろんな業種が影響を受けて、ウチも含めてこれからも大変だと思うのですが、もう後は共に働くメンバーと一緒に頑張ってやっていくだけ。
借りたものを返して、社会に貢献できるように頑張ってやっていきます◎
ふざけたことばっかり書いてますが、こんな時だからこそ、元気よくやっていきたいと思います◎今後ともよろしくお願い致します!
たぬきちにもベルいっぱい返さないといけないし。
よし!いっぱい魚釣るぞ〜!!
7:26 PM | Comment 0
2020/05/19
MUDAIです。
営業を再開し、半月、最小人数でサロンワークをしております◎
『愛すべきスタッフ達 Vol,4』
2018年度の二次募集で滑り込んだ、遅れてきた男。masaki。
不器用だけど、努力をし、少しづつできるようになっていく。
美容師としての将来的な魅力はすでに沢山あるけど、調子に乗りやすいのでみんなで褒めないように我慢している。
BT唯一の長男だが、末っ子が持ち合わせている能力は大半コンプリート済みの愛されキャラ。
鏡を拭いていると見せかけ、汚れよりも自分の顔を確認する自己肯定感高めのハッピー野郎。
入社当時のmasakiは成人式で目立つために全力を尽くしそうな若者。横にいるのは当時の担任。
このイラストを自信満々に説明する姿素見たときの、新しいおもちゃが手に入った感は忘れられない思い出。
一年目の社員旅行での一枚。爽やかなペンションの朝を、ダメな薬をやった人のリハビリ施設に変換する影響力に感服。
プライベートではDJとしても活動。めっちゃカッコつけてるがこの時点ではまだシャンプーに合格していない。
3ヶ月の研修が終わり、晴れて正社員へ。多分昔見た雑誌のスナップで体は正面、顔は横、ポッケに軽めに手を入れ、口は半開き。をインストール済み。因みにまだシャンプーには合格していない。
12月。完全に東京のどこかにあるという、ファッションの迷路に迷い込んで彷徨っていた時期。後ろにある富士山が元ヤンの先輩感を引き立たせる。
2年目に突入。すくすくと育ちすっかりサロン内の人気者。頼んでもないのにムードメイカーの肩書きをGET。
面白い写真をチョイスしているわけではないのに面白いところがmasakiの凄み。
3年目突入!毎日マスクで見えないのに『僕ヒゲどうすか?』と聞いてくる自己愛の暴走。
おしゃれ電通KAZUMAのプロデュースでショートにイメチェン。
実はアシスタントリーダーとなりました。
誰とでもぶつかれて、誰とでも良い関係が作り続けられる人間性には助けられています。
後輩も出来て、シャンプー講師にもなりました。
成長し続けております。
最近はカットの練習も始めて、講師泣かせの理解力の低さと、不器用さを存分に発揮してくれて組織の教育力向上に貢献してくれています◎
自分をカッコよく見せるのに必死で、人からカッコいいと言われたくて、カッコいいモノを創れると思われたい!
全力で飾ろうとしているけど、飾りきれない等身大の魅力。
わかりやすくて良い♪
美容師としての技術、毛髪理論や薬剤知識など。普通のことをしっかりやれば”ヤンキーがたまに優しくしたバイアス”が全てにかかり、ギャップ的魅力になる。
迷う事はない。もうキャラクターは”ココ”にある。
長々とありがとうございました◎
8:29 PM | Comment 0
2020/04/18
MUDAIです。
臨時休業10日目。少しお家時間にも慣れてきました。
『愛すべきスタッフ達 Vol.3』
BT唯一の浪速っ子、関西弁で喋る時とmasakiに話しかける時だけワントーン声が低くなる、体育会系韓国オタクのsuzu様。
とりあえずsuzuは韓国が好き。
韓ドラの話をさせたら止まらない。
トッケビを勧められ、観る約束をしたのにまだ1話しか観ていないことをこの場を借りて謝りたい。
小さくて、髪がピンクで、鼻にピアスあいてるけど幼き頃から高校卒業まで新体操に打ち込んだバリバリの体育会系。
クールに見られがちなのは無駄に明るい同期の存在と、ちょっぴりシャイなだけ。
かおるねーさんの深酒に唯一付き合えるポテンシャルを持った頼れる3年目アシスタント◎
ほんの20年前にこんなにも無垢な天使が。。。
こんな色のリップを塗って真っ黒な服着て鼻にピアスをあけるなんて、、、。父親だったら泣くかもしれない。
けどディズニーが好き♪♪ポージングと表情と持ちきれないメルヘンのアンバランスが止まらない。
最近酔っ払うとずっとケタケタ笑っていることが判明した。
酔っ払ってもmasakiに頭とか触らせない鉄の意志はブレない。
akiのほっぺは触るけど。
masakiには絶対に触らせない。
休職してたのにも関わらず持ち前の器用さでどんどんレッスンを進めるsuzu様。
今後の成長がとても楽しみ◎
BTの女性スタッフの中で唯一の長女。
今年は女の子の後輩が入ってきたこともあり、ねーさん感が出てくるのではないかと期待しております。
技術の吸収力が高くて好きなものがハッキリしている。
今の時代に必要な、自分のつくりたいモノが現時点で明確にあるということが彼女の強みになることでしょう。
そろそろカットモデルに入るので、つくりたい世界観をどんどんインスタグラムなどにもアップしていってくれると思います◎
suzuのインスタグラムはこちらです!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
長々とありがとうございました◎
1:54 AM | Comment 0
2020/04/11
MUDAIです◎
臨時休業4日目。平日より静かな気がする土曜日。
『愛すべきスタッフ達Voi.2』
いつもキッカリ1テンポ遅れたリアクションがクセになる、癒し系ダメージ毛aki☆
出身は全然ぽくないけど湘南。
2日に一回遅刻するという伝説もつミスマイペース。
それでもみんなに許される環境を作り上げたところは賞賛に値する。。
笑顔の裏にはまた笑顔。
そのままでしかない破壊力。
それがaki!!!
小学校入学に納得がいってないこの表情。
入社当時はショートカットでした◎
akiはクロエセヴィニーが大好き♪
とにかく可愛くてオシャレなものが大好き♪
控えめなキャラクターですが、ひょっこり写真に写りこむ実は出たがり説もある。
甘いものとパンが好だけど、小麦アレルギーのaki。
食べちゃダメと言っても小麦をやめられないaki。
小麦を食べると眠くなってしまい、ミーティング中に寝る。
そんな困ったakiさんですが、イラストが上手◎
メイクも得意で、好きな世界観を持っているところが◎
ディズニーに行くとなぜかキレキレな動きになるaki
キレキレのaki。
アヒル口のaki。
いつも癒されています。
そろそろデビューが近いakiさん。カットモデルに入り始めました◎
もともとバランス感がいいので仕上がりはクオリティーが高いです。
けどゆっくりw
さすがのマイペース。
今日も元気か〜と、ラインしたのですが返信は来ていません。
けどいいんです。それがakiです。
もうakiなのかフローレンなのかわからなくなってきました。
akiのインスタグラムはコチラです!!!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
長々とありがとうございました◎
BLUETOMATO
7:14 PM | Comment 0
2020/04/09
MUDAIです◎臨時休業2日目。
自宅待機をしている期間、個人で発信するSNSを持っていないワタクシはひたすらブログを書こうと思います。
基本的にBTのブログは、濃いめなお客様達しか観ていないと思っているので、他のスタッフは知りませんが、『なに書いてもいいよね◎』
と、思っています。
YUICHIのチェックもないのでやりたい放題です。
『愛すべきスタッフ達♡』
ということで、Vol.1はKOHNOくん。
なぜKOHNOくんからか?
簡単。
KOHNOくんは唯一の名字のスタッフ。
なんで一人だけ名字なのか?
覚えていません。
石川県出身。
陸上部。
まだヒゲが生えてない。
入社当時は、ポッチャリしてるけどキレのある動きが特徴的なポッチャリ系でした。
笑顔が弾けるキャラクターの幕の内弁当。
暗黒期。本人曰く『原因はうどん。』といってました。
ジョギングで痩せようとしたけど。
食べちゃう♡
ダイエットが成功して少し痩せた時に。
人が調子に乗れる限界の向こう側を見せてくれたね。ありがと。
けど、また食べちゃってリバウンドしたね◎
そして2017年。完全に痩せて、髭を生やしました。
なぜ痩せたのか?本人曰く『彼女にフラれました。』と言ってました。
それからは食べても太らなくなりました。不思議ですね。
2018年にバーバースタイルに定着し、
ムカつくのはわかってるのに、なぜかカメラを向けちゃう。
調子が良くて、ノリで生きてて、YUICHIにいまだに怒られてますが、
とにかく、面白い。
知れば知るほどよくわからなくなる。
噛めば噛むほど何味かわからない。
最近故郷の石川に彼女ができたので田舎に帰るかも知れませんw
行動は全然読めないですが、なんでしょう、、。
愛されてるんです。
そんなKOHNOもいろんなスタイルが切れるようになり、インスタも頑張り始めました。
世の中がどんなに暗くても、彼は間違いなく明るいので臨時休業が明けたら是非会いに来てください。
今もきっと普通にゲームしてこの期間を乗り越えると思います。
こんな時、本当にいてくれてよかったと思う男です。
長々とありがとうございました◎
明日は誰にしようかな♪
7:23 PM | Comment 1
2020/04/08
MUDAIです◎
臨時休業期間、ブログを更新していきたいと思います!!よかったら観てください!
お客様の皆さまから、心配してわざわざご連絡いただき、ありがとうございます。
スタッフも含め全員元気です!!
元気すぎてちゃんと自粛するかの方が心配です。
そういう意味では全然信用ができないスタッフ達です。
しかしながら家で引きこもって、人間としてのリズムが崩れてしまうことも心配なので、サロンは練習したりなど、自由に使っていいようにしました。
もちろん混んでる電車などにはなるべく乗らないような時間帯に。
今回のことはそういった線引きも難しい。
感染症を抑える上で、間違いなく人と接点を持たないことが何よりも効果的であることは間違いない。
しかしながら、家族と一緒に住んでるスタッフは別として、一人でずっと家にいたら違う病気になる人もいるだろう。
10人のスタッフを抱える経営者として、『臨時休業!家にいて下さい!』というのは簡単だけど、そんな丸投げはできない。
そもそも感染症じゃなかったら実家に帰るという選択肢があり、僕の心労は0になる。実家とは本当に頼れる存在だ。
過保護に考えすぎかもしれないが、20歳から入社し、日々の成長が栄養になる毎日を過ごしている専門職の若者は、前に進んでいる実感がない状況に非常に弱いのも事実だと思う。
言ってしまえば、大した給与でもないのに頑張れるのは、日々成長を感じ、今が未来に繋がっているという実感があるからだ。
もちろん仕事をすることだけが成長につながるわけでもない。
映画を見ることや、本を読む。インプットの時間としてうまくこの時間を使えれば良い時間にできる。
そういった自分のメンタルコントロールも含めて、学ぶ時間になってくれればいいなと思う。
(内輪ノリのインスタグラムです。顧客の皆様是非フォローお願いします◎)
いや〜そういったちょっとしたことですら今回の事は判断が難しい。
経験に頼れない。初めてのことが多すぎる。価値基準が日々更新される。
大枠のルールを作ってもらえないと身動きが取れない。
待ちながら、一つ一つの判断を間違えないようにゆっくり。
経営者として勉強になることが多いです。
けど、勉強にならなくていいから早く平和になってほしい。。。。
なんでこんな大変なこと乗り越えなきゃダメなんだろ。。。。。
コロナ消滅しろ〜。
思ってたのと違う〜。
こんな天気もいいのに。
窓あけて、音楽かけて、仲良しのお客さんたちの髪を切って、スタッフいじって、いじられて、キレて。。。
早くそんな普通に戻りたい〜。
BLUETOMATO
11:19 AM | Comment 0
2020/01/09
MUDAIです!明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします◎
新年一発目のブログ。何を書こうかな〜と考えた末、
『似合うってなんだ?』
というテーマにしました◎
お客様からたまに聞く、
「短いスタイルは似合わないって言われて〜」
とか
「ロングは似合わないの」
という言葉を聞いて、
そんな事はない!!!
っていう会話をよくします。
ベストではないとことはもちろんあるし、似合わないんではなくて髪質的な条件も含めて向いてないことはあります。
けど、似合わないということを長さという大きい概念で可能性を消してしまうのはもったいなすぎる!!
ということで、似合うという言葉を考えて見ようと思います◎
まず、日本人が似合わせを作る上で、前提となる目指しているバランスがあると思います。
それは、「欧米人の骨格」だと思います。
ヘアスタイルの美意識の根底的な部分として、日本人の骨格を欧米人の骨格に近づけるという事が基準の一つになってると思います。
海外に行って髪を切ったら失敗した。というのはよくある話ですが、
あれは海外の美容師さんが下手なのではなくて、日本人の骨格に対応できてないからだと思います。
上 Caucasoid (ザックリと欧米人のルーツ)
下 Mongoloid (ザックリと日本人のルーツ)
(*写真はネットから拝借いたしました。名称、表現は正しくないかもしれませんのでご了承ください。)
この写真を見てもらうとわかりやすいのですが、
Caucasoid の骨格はおでこが前に出ていて骨格に奥行きがあり、後頭部も丸い。
それに対して、Mongoloid はおでこが平面的で、奥行きがなく、後頭部が平面的。あとこの写真では分かりずらいですが、ハチが張っていて頭が四角いのも特徴。
この特徴を理解すると、日本人の美容師はまず補正、カバーからスタートする。骨格を見極め、対応できるスキルを身につけることが大事◎
欧米の美容師さんは骨格補正から入らずに、いきなりデザインを始めます。もともと綺麗とされている骨格を持っているので補正する必要があまりない(人にもよるし、国にもよりますがw)
●代表的な日本人の骨格と欧米人の骨格を分かりやすく同じ髪型で比べてみると
ね!
もちろん色々ツッコミたいことはあると思います。少しラインも違いますが、ほぼ同じ髪型です。
(*写真はネットから拝借いたしました。)
僕は節子ちゃんをもっとバランス良く切れる自信があります。(けど節子ちゃんはあれがいい)
グローバルな美意識が海の向こうで設定されてしまっているという悲しい現実。
産業革命さえ日本で起きていれば四角い頭の胴長前傾姿勢がもてはやされたかもしれないのに…。(これはジョークです)
僕自身昔の電球みたいな頭の形をしているので悩みは尽きません。
しかし、最近の若者たちは欧米人のような骨格の子達が増えましたね。腰の位置も高いし、ひざ下も長い。素直に妬ましいです。電球にしてやりたい。
結論としては,
❶頭を四角く見せないこと
❷平面的な骨格に奥行きを出す。
そのためのメソッドをスタイルごとに徹底的に研究することで一人一人のお客様に合わせた技術を提供できるようになります。
まずこの2つを成立させた上で、
首から上の似合わせは、顔周りのデザイン、アウトラインの形、レイヤー(段差)で作るフォルム、軽さで作る質感の組み合わせでコントロールできます◎(専門的な言葉が多くてすみません)
なのでショートや、ロングといった長さで似合わないと判断するのはもったいないのです。
しかしあくまでここまでは顔の話。骨格についてです。
さらに、眉や目などのパーツ、首の長さや、肩のライン、身長とのバランスなどを対応し、調和させていくことが”似合う”に近づくのだと思います。
どちらかというと、身長や、首の長さの方が髪の長さでの似合わせに影響する判断基準となりやすいです。
もちろん全ての条件に完璧に対応できる事は少ないので、取捨選択する必要があります。
いろいろと書きましたが、似合わせ、という視点のみを優先させたものになります。
ヘアスタイルを提供する上で重要な要素として、
❶素材ベース(基本的に変わらない)
骨格、髪質、毛量、毛流れ、パーツ(目とかの、大きさ、位置など)身長、首の長さ、肩幅など。
*ストレートパーマ、パーマ、などのメニューで素材を変えることは可能
❷ライフスタイルベース(変わっていく)
お客様自身のスタイリングのスキル、かけられる時間
年齢
人生に起こる色々(結婚、出産、イベント)
❸テイストベース(変わりやすい)
お客様自身のファッション、メイク
トレンド(流行)
今の気分
BLUETOMATOでは以上の3つの要素をヘアチェックなどを通して把握し、お客様と相談しながらデザインを決定します。
お客様との関係性が深まれば深まるほど、提案もしやすくなるし、イメージのズレもなくなります。
なので初めて切らせていただく時はどうしても確認が多くなってしまいます。
中でも重要なのはお客様自身のスタイリングのスキルとモチベーション。
そこをしっかり把握しないと再現性のないスタイルを提案してしまいます。
家で何にもしたくない!ってキラキラした目で言われる時は全力で素材を活かして楽ちんヘアーを作ります◎
髪の毛に手をかけれない時期なんていくらでもありますからね♪
色々と書かせていただきましたが、結局はお客様のその時のベネフィットをしっかりと捉えてデザインを提供することが何より重要。
似合うことが必ずしも正解ではないし、デザインは違和感をどう組み合わせるかが重要だったりもする。
自分らしさという無敵のフィールドを持っている人もいるし、自分らしさと似合わせと楽さを共存させたい人もいる。
あれ?
似合うって何だろう?
あ〜なんて難しい職業を選んでしまったんだと思うこともあるし、だから飽きずに続けられてるんだな〜とも思う。
撮影の仕事も楽しいですが、何よりもサロンワークでお客様の髪を切るのが本質のこの職業。一生勉強ですね◎
そんなことを長々と考えていた年始でした♪
やるべき経営のことが何にも進んでいない…。
長々とすみません。
blue tomato
6:17 PM | Comment 0
2019/11/03
お休みをいただきタイに行ってきました◎
15年ほど前にも行ったことがあったのですが、経済的な発展や、インフラの整備などもあり、印象が大きく変わっていました。
ファッションを楽しむ若い人が増えたのも印象的で、大きなモールや、個人店の古着屋なども多くできていました。
髪型もタイの男子たちはバーバースタイルが流行っており、だいたいみんな刈り上げてたように思います(MUDAI調べ)
ナイトマーケットをぶらぶらしていた時に青空バーバーを見つけて仕事ぶりが面白く、気がついたら30分くらい仕事を見続けていました。
『より早く正確に正解にたどり着く。』
職人という仕事において、すごく重要な言葉として常に自分の中にあり、彼らの仕事を見て改めてその言葉について考えさせられました。
250バーツ(日本円で約900円)日本にも千円カットはあるのでそれほど衝撃的な値段ではないのですが、客層の違いが新鮮。
オシャレが好きそうな若者たちがどんどんバーバースタイルに仕上がっていく。
すごく合理的なシステムで、ヘアカタログのサンプルを指差し、そのまま仕上げていく。
もしかしたら細かな調整のカウンセリングは切りながら行なっているのかもしれないが見ている分にはコミュニケーションはないように感じた。
カット椅子に座るとまずベビーパウダーを顔にふりかける。細かな髪の毛がつかないように、そのあとシャンプーせずにスプレイヤーでウエットしていく。
あとはブロッキングして一気に仕上げていく。
上から目線で申し訳ないが、クオリティーも高い。(多分僕の方が先輩だから許してください。)
プロセスを通してわかったことは、確実に無駄がなく、最短でゴールにたどり着いていること。
もちろんそこには、居心地の良さや、一人一人に合わせて作るなどのパーソナルな対応はあまり感じられないが、限られた時間の中で多くの人を切らなければお金にならないというシンプルな原理の中で鍛えられている強さを感じました。
ヘアスタイルのサンプルも無数にあり、パターンの仕事といえどデザインキャパシティーは広い。
並ぶくらいお客さんを呼べる腕と、広告力があり、ずっと切り続ければきっと売り上げは十分に立つのだろう。
アシスタントもいないのでシンプルに生産性が高く無駄がない。
もちろん諸経費はかかるが、彼らの15分が250バーツということだ。
(楽しそうないい顔で仕事してるところがグッときた。)
より早く正確に正解にたどり着くことを職人としての矜持とするなら、自分の仕事はお客様の正解を一緒に探すことからスタートするのだと改めて感じた。
美容師は職人業?接客業?美容師はヘアデザイナーか?美容師はヘアアーティストか?
様々な解釈があり、今もなお進化し続けていて、多様化し、細分化している美容師という職業。
それぞれの美容師の価値観や求められるものによって様々なポジションがある。
僕がやっている美容師という名前の職業は、お客様一人一人のその時の正解を一緒に探し、生涯に寄り添えるような存在になること。
すごくシンプル。
そのためにはもちろんより早く正解にたどり着く技術も必要だし、お客様一人一人の悩みを引き出すカウンセリング力、それを解決する分析力や、提案力も必要だし、何よりお客様にずっと必要とされるために美容師として日々成長し続けなければならない。
なかなか難しいからこそ楽しい。
職業の名前なんて曖昧で、どうあるべきかも、どうありたいかも自分で決められる。
ハサミとかバリカンとかカラー剤とかパーマ液とか使って目の前の人に喜んでもらえるものを作るっていうことくらいしか決まってない。
都会に憧れを持ち、東京の中心地で美容師になったけど、それが東京であれ、タイ(地元ではありません)であれ、三重(地元は三重です)であっても今はどこでもいい。
僕の大事なお客様たちが多くいる場所が僕が仕事をする場所になりました。
今の自分のお客様に満足していただける仕事ができて、必要とされ続けること。
そして限られた人数にはなると思うけど、これから新たに出会うお客様に見つけた!と思ってもらえる美容師でありたいなと、色々なことを考えさせられた良い旅行でした。
お休みありがとうございました◎
MUDAI
7:23 PM | Comment 0