blog

2014/10/28

妊娠・出産と髪の毛の関係

材料係のYUICHIです。

朝晩めっきり冷えて参りました。

今年は秋が長く、スポーツやレジャーの秋を楽しんでいる方が多いのではないでしょうか。

僕もジョギングを少しだけ始めたり、ヨガを始めようか悩んだりしています。

400x400xnike_gyakusou_20141006_001-thumb-400xauto-317393.jpg.pagespeed.ic.S5i7NMbgIl Unknown

さて、この季節は結婚式が多く、maiさんがお仕事でブライダルの出張に行くことが増えています。

僕の親友も先日結婚し、来年には子供が生まれるようで、めでたい限りであります。

img

(妊婦ヌードの先駆者と言われるデミ・ムーア:内容には全く関係ありません)

そこで今日は、「妊娠・出産と髪の毛の関係」についてお伝えします。

妊娠や出産は女性にとって、とても大きな出来事だと思います。

(もちろん男性にとってもそうですが、身体への影響という意味で)

この時期は髪の毛や頭皮にも大きな影響があります。

妊娠中は、

・頭皮がベタベタする

妊娠中は新陳代謝が活発になるので、皮脂の分泌も多くなります。
気になって過剰にシャンプーをすると頭皮が乾燥し、それを防ごうと更に皮脂の分泌が増えてしまいます。
なので、洗い過ぎには注意が必要です。
適度な洗浄力のシャンプーで頭皮を清潔に保ち、なるべく早くドライヤーで乾かして、頭皮の乾燥を防ぎましょう。

・毛先がパサパサする

妊婦さんはむくみやすいとよく言われますが、血行が悪くなりやすいのが原因です。
髪の毛は血液が栄養になって成長しますので、髪の毛の栄養が不足していると考えられます。
更にお腹の赤ちゃんに栄養分を吸収されやすいので、なるべく栄養バランスに気をつけましょう。

・クセが強くなる

ホルモンバランスの変化により、髪質が変わることが多いようです。
他の原因としては、上記の栄養不足に加えて睡眠不足やストレスなどによって、髪の毛が細くなってしまうため、ということも考えられます。
お腹が大きいと当たり前のことがしにくくなったりするので、ストレスを溜めないようにリラックスできる時間を作れるといいと思います。

・抜け毛が多くなる

一般的に女性ホルモンが増えている妊娠中は、髪の毛が増え、体毛も濃くなります。
ですが、上記の通り新陳代謝が活発になり、抜け毛が増えることもあるようです。
また、女性ホルモンの影響により、ヘアサイクル(成長期・退行期・休止期)が乱れたり、髪の毛に栄養が行き渡らなくなって抜け毛が増える場合があります。

と、このように、多くの影響が出てきます。

これらは一時的なもので、出産後に元に戻ることが多いので、ご安心ください。

出産後は抜け毛に悩まされる方が多いと思います。

何度も繰り返しになってしまいますが、妊娠中は女性ホルモン(プロゲステロンと言います)の分泌が活発になります。

この女性ホルモンですが、栄養分や水分を体内に溜め込む働きがあります。

このためむくみなどが起きやすかったりします。

髪の毛に対しての影響は、毛髪の影響を促進する作用があり、
毛髪の寿命を延長させ、本来抜けるはずの毛髪を成長させ続ける働きがあります。

この女性ホルモンの分泌は妊娠後期からかなり増え、出産前後でピークになると言われています。

出産を境にこの女性ホルモンの分泌が抑制されるため、本来抜けるはずだった髪の毛が一気に抜け落ちるのです。

大抵出産して2、3ヵ月後から半年の間で脱毛が起こります。

そうすると一時的に髪の毛が薄くなってしまう方もいますが、大体半年あたりから正常に近づき、
一年くらいすると妊娠前の状態に戻ると言われていますのでご安心ください。

ただし例外として、半年を過ぎても全く回復しない場合、放っておくと女性特有の
「びまん性脱毛症」というものに移行してしまう可能性があるので、注意が必要です。

回復を早める対策としては、

①栄養をしっかり取る(産後は体力が落ちているので)

②疲れやストレスを溜めすぎない

という、当たり前のものになりますが、赤ちゃんとずっと一緒だと難しいことも多いと思います。

出産するとケアが楽なヘアスタイルにチェンジするお客様も多いです。

なのであまり気にしすぎないように、楽しんで子育てが出来ればと思います。

またまた長々と書いてしまいましたが、参考にして頂けたら嬉しいです◎

こんなに大変な思いをして、女性は出産をしてくれます。

男子はしっかり支えられるように頑張りましょう!!