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2016/03/04

ラーニングバケーション

YUICHIです。

旅行の詳細をお伝えする前に、一ヶ月という期間がどんなものだったかを自分なりに整理してみました。

どんなことを感じ、考えたか。

少し長くなりますが、よろしければ読んでみてください。

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出発の直前にMUDAIから、

「一ヶ月休暇のネーミングを旅行中に考えてきて!」

と言われていました。

この一ヶ月休暇の目的は、

短い休暇ではできない様々な体験を通して、美容師としてだけではなく、人として成長し、感性を磨くこと。

どんな時間にするかは自由で、それぞれに任せられることになります。

名前をつけるということはある程度のイメージを作るということ。

旅行中に自分の感じたことを元に、この一ヶ月休暇に対しての思いを乗せようと思いました。

「ラーニングバケーション」

これが僕が一ヶ月休暇を経験した上で、これが良い、と思った名前です。

ラーニングとは、体験や経験を通して学ぶ、という意味があります。

この期間を通して何を学べるか、僕のように旅行に行くでも、他の何かをするでも、当てはまる名前だと思いました。

一ヶ月休暇という制度の話を聞いたとき、自分だったらその時間を何に使うか?

僕は真っ先に旅行が浮かびました。

それも、一ヶ月という時間がないと行くことが難しいところ。

それで日本の裏側、南米を選びました。

一ヶ月間を通して何を経験し、何を学び、何を自分の中に落とし込めるか。

それには自分自身で休みに対してのコンセプトが必要なのではないかと考えていました。

僕は旅行を通して、

①見たことのない世界を見る

②一人旅を通して、自分と向き合う

③出会った人たちに自分がどのような影響を与えられるか

という三つのコンセプトを作った上で出発しました。

多くのことを経験し、感じることが出来た、最高の時間でした。

毎日の出来事や感じたことは日記を書いていたのですが、

ひとつひとつ、整理してみました。

①見たことのない世界を見る

これは旅行に行けば誰でも自然にそうなると思います。

言葉にならない絶景、映画の中のものだと思っていた風景。

ありえないと思うような異文化、南米大陸の懐の深さ。

全てのことが刺激的でした。

視野が広がり、許容するキャパシティが増え、好きなものがより明確になりました。

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②一人旅を通して自分と向き合う

中南米の一人旅は、正直辛いこともありました。

言葉が通じない、移動が極端に長い、荷物が重い。

WiFiが使えない、高山病にもなりました。

現地で移動するバスなどを予約しないといけない。

当日泊まる宿を探さなければいけない。

一人で何でもやらなければいけない。

いろいろあったと思います。

僕は一人旅がもともと好きでしたし、何でも自分でやろうとするタイプでした。

なので、出来るだろう、と思っていました。

それを確認し、実際に出来た、という結果が出たことは、大きな自信になりました。

と同時に、一人旅はしばらくいいかな、と感じました。

一人旅は自分で何でも解決していく楽しみが良い意味で自分に対しての負荷なのですが、

もう次はそれは自分の負荷にはならない、と生意気ながら思ってしまったためです。

一人で何かを感じて一人で完結するよりも、誰かと何かを共有しお互いに影響し合うことにより興味を持つようになりました。

それは自分の中ではとても大きな変化だと感じています。

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③出会った人たちに自分がどのような影響を与えられるか

今回の旅行ではたくさんの人と出会い、時間を共有してきました。

偶然というよりも、そうしようと積極的に行動してきたつもりです。

もちろん運も重なって、旅行中の出会いは本当に素晴らしいものでした。

現時点でも旅行で出会った方からのご予約も複数頂いていて、本当に感謝をしています。

②で最後に書いた部分によるところが大きいのですが、とても楽しむことができました。

旅行中の出会いというのは普段の生活とは少し違う側面を持っているように思います。

どんな職業で、どんな仕事をしていて、どんな人間なのか。

まぁどこの誰だかがお互いに全くわからない状況です。

その状況で誰かと接することが出来る時間はとても刺激的でした。

自分のことに興味を持ってもらったり、好きになってもらうこと。

自分の内側と外側の見せ方を考えました。

一緒に行動をしたいと思ってもらうこと、共有している時間をお互いに楽しむこと。

いろいろなことを考え、感じ、とても勉強になりました。

積極的に周りを巻き込んでいける存在になりたいと思います。

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と、ざっくりですがこのようなことを感じて帰って来ました。

こうして経験をアウトプットが出来るのは、帰って来る場所があるからだと思います。

旅行に行く前から、帰って来てみんなに何を話せるか、そのことを常に考えていました。

そのような場所を僕に与えてくれているスタッフ、お客様、関係者の皆様には本当に感謝しております。

得られたたくさんの経験を活かし、今後の成長に繋げていきたいと思います。

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長々と書いてしまってすみません。

今回のブログの写真は全て、旅先で出会った方々が撮ってくれた写真を使っています。

次のブログからは僕が撮ってきた写真と共に旅行の詳細を書いていきたいと思います◎

ちなみにMUDAIさんに名前考えてきました!と言ったら、

そんなこと言ったっけと笑われました。

旅行中ずーっと考えていたのに。。