デジタルパーマを導入しました。
もう何年も前から試していたのですが、毛髪へのダメージ、仕上がりの質感の硬さ、など問題点が多く、導入するには至らなかったのですが、薬剤が進化し柔らかな仕上がりを表現できるようになったのでとうとう導入に至りました!
まず、普通のパーマと何が違うのか?という所が気になる所だと思うので、すごく簡単に説明すると☆
☆デザイン→普通のパーマより大きいカールが出せます。アイロンで巻いたようなというと分かりやすいです。
☆スタイリング→セットの仕方が変わります。ドライするだけでカールが出ます。(*普通のパーマはムースなどをつけて自然乾燥)
パーマのかかるシステムなど、違いは沢山あるのですが、お客様に大きく関わる部分としては、この2点です。
あとは、サロンでの施術の行程が変わりますので写真で説明していきます。
①パーマ前のトリートメントをつけ、ダメージ軽減させます。②普通のパーマだとここでロットを巻いていくのですが、ストレートパーマの様に薬剤を塗布していきます。この薬剤を塗布している部分のみにパーマがかかります。
薬剤が反応し、髪の毛が軟化したらシャンプー台でお流しです。
③薬剤を流したらいよいよロットを巻きます。普通のパーマだとこの上から液を塗布するのですが、デジタルパーマは液体の塗布は行いません。
ロット1つ1つにコードを差し込み、温めていきます。
熱で形を固定させて、ロットを外します。
ボンてなります◎初めてデジタルパーマをかけるお客様はココでかなり不安になります。
最後に固定させる薬剤をつけ、少し時間をおいてからシャンプー台でお流し。
ラフドライすると。
柔らかく毛先がまとまるようにワンカールのパーマが仕上がります。CUTでキレイな重なりを作った上でかけないと大変なことになっちゃいます!!!
今回はストレートヘアーを1カールの仕上がりになる設定でデジタルパーマをかけました。
パーマのもちは髪質やデザインにより異なるのですが、比較的デジタルパーマの方が長持ちすると思います。
根本からボリュームをつけたい場合などは普通のパーマの方がおすすめです。毛先にアイロンのような大きいカールが欲しい場合はデジタルパーマをおすすめします。
どちらのパーマが良いという訳ではないので、デザインや髪質によりチョイスし提案していきたいと思います。
デジタルパーマ¥11,500(cut料金別途)