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2012/07/24

『美髪通信』 Vol,4 〜シャンプーってたくさんあるけど、、何がいいのかわからないわ!〜

材料係のYUICHIです。

『美髪通信』第四回、〜シャンプーってたくさんあるけど、、何がいいのかわからないわ!〜

今回から、シャンプーの選び方についてお伝えしていきます。

最近、「シリコンフリー」という言葉が気になっている方、多いのではないでしょうか?

CMでも雑誌でも、シャンプー売り場に行っても、いろいろな所で目にします。

そうです、流行っています。

あまりに流行っているので、

シリコン自体が悪いもの、

と認識してしまう方が増えてしまうのではないかと思いました。

でも、そうではないのです。

シリコンには良い働きがたくさんあります。

もちろん悪い部分もあります。

使い方次第で良くも悪くもなるのです。

なので、まずは「シリコン」についてご説明していきます。

シリコンとは:高温や低温に強い
紫外線で劣化しにくい
毒性が低い

などの特徴があり、化学的に安定=安全性が高い、とされているものです。

このような特徴から、身の回りの様々なものに使用されています。

例えば、テレビ、眼鏡、ファンデーション、コンタクトレンズ、味噌、醤油、など。

便利なシリコンスチーマーもそうです。

色々なものにカタチを変えて、生活を便利にしてくれています。

では、シャンプーやトリートメントに入っていると、どんな働きをするのでしょうか。

シリコンは毛髪の表面を薄い皮膜でコーティングし、擬似キューティクルを作ります。

簡単に言うと、ツルツルにしてくれて、指通りが良くなり、ツヤを出す効果があります。

シリコンが全く入っていないと、手触りがギシギシしたりすると思います。

(シリコンの代わりに椿オイルなどを使用し、シリコンフリーでも使用感を良くしているものもあります)

使っただけですぐに実感出来るような効果があるのは、シリコンのお陰なのです。

では、なぜシリコンが悪いもの、と思われがちなのでしょうか。

それは髪の毛に残留してしまいやすいものがあるからです。

サロンで使用されているものは、基本的に配合量などが考えられているのでまず問題ありません。

しかし、一部の市販品などで使用されているシリコンは、髪に吸着しやすい性質を持ったものがあります。

シリコンは髪の毛に残留して、それが重なってしまうと、なかなか取れません。

シリコンの残留によるデメリットは、

・頭皮、髪のベタつき
・髪のごわつきなど、感触が悪くなる
・パーマ、カラー等の薬剤の浸透を妨げる

といったものがあります。

シリコン自体が悪いのではなく、『残留している状態』、が悪いということを知っておいてください。

もし、残留しているかも!と思ったら、気軽に相談してください!!

炭酸ムースを使ったクレンジングメニューなど、ケア方法を提案させて頂きます!!

これらを踏まえて、シャンプーを選ぶとしたら。。

個人的には、シャンプーは汚れを落とすことが目的なので、シリコンは必要ないと思っています。

なので、シリコンフリーのシャンプーは良いのではないかと思います。

現在、BLUE TOMATOで使用しているものもシリコンフリーのシャンプーです。

そうなると選ぶ決め手は洗浄成分なのかな、と思います。

アミノ酸系、とか高級アルコール系、とかの界面活性剤という成分の話になるのですが、

ここまででもかなり長くなってしまったので、続きはまた次回にさせて頂きます!

次回のテーマは、、、。

Vol,5『シャンプーってたくさんあるけど、、何がいいのかわからないわ!② 界面活性剤編』です。

よろしくお願いします!!