YUICHIです!
ペルー編の続きを書きたいと思います。
クスコに戻り、3件くらいホテルをハシゴして空きを見つけました。
1000円くらいで安く済ませられています。
2/13(土)
久しぶりにゆっくり起きました。
ランドリーに行って、移動ばかりで溜まってしまった洗濯物を頼みました。
マイネームイズサラ!と元気よく挨拶してくれました笑
それからバスターミナルに行き、明日のナスカ行きのバスと、セスナのフライトを予約。
バスの値段は忘れてしまいましたが、セスナのフライトは10000円弱でした。
順調に明日の準備が進み、その後はクスコをゆっくり観光しました。
クスコは街が世界遺産に登録されていて、街並みがとても美しい街です。
スペインの植民地だった街には、ほぼほぼアルマス広場という広場があります。
この広場を中心に街が作られているので、広場の近くには教会があります。
クスコは治安の悪さをあまり感じず、柔らかい空気が流れた良い街でした。
インカ帝国の作った石組みが残った街並みは、とても趣きのあるものでした。
こんな複雑な形で組もうとするあたり、かなりの頑固職人ですね。
技術に対するプライド、負けないように頑張ります。
リャマが普通に歩いています。
子供が遊んでいたり、のどかな一面もあります。
歴史を感じる素敵な街でした。
泥棒市という、盗まれた物でも何でも売っている、という土曜日限定開催の市場にも行きました。
人や物の多さがとんでもなく、客引きもされない現地人ばかりのところ。
食材になってしまうであろう鶏なども、本当に何でも売っているようでした。
何も買えずに退散。。
パン屋や甘いもののお店が多いです。
クスコではチキン料理のお店が多く、昨日も今日もチキン。
写真は撮り忘れました。。
2/14(日)
10時に宿をチェックアウトして、荷物を預かってもらいました。
バスの出発まで時間があるのでアルマス広場へまた向かうと、嫌な予感が。。
そう、ウユニでも遭遇したお祭りがここクスコでも行われていました。
水風船と泡のスプレーを避け、二階にテラスのあるカフェへ避難してお祭りを鑑賞。
安全地帯かと思いきや、平気で上まで水風船が飛んできます。
なんとか被害を受けずに済みました。
ここでウユニで一緒にまわったまさくんとかずきくんと合流。
お土産物屋さんにみんなで歩いていきます。
何とか人の多い通りを抜けたと思ったらやられました。。
このお祭り本当に嫌です笑
出発の時間が近づき、バスターミナルまでみんなが送ってくれました。
ずっとウユニから一緒だったり、一人旅なのにずっとここまで誰かと一緒にいました。
久しぶりに一人に戻ることに寂しさを感じつつ、ナスカへ向かうことになります。
2/15(月)
昨日の16時くらいにクスコを出て、朝の6時半にナスカに着く予定。
なかなかの長距離です。
南米の長距離バスは目的地に到着しても何のアナウンスもなく、黙って出発します。
自分で降りる場所を把握しておかなければいけないのですが、初めての場所だしよくわかりません。
なので僕はバスに乗るときに、降りる場所を伝え、教えてもらえるようにお願いしていました。
6時過ぎに目が覚め、ナスカまでもうちょっとだなと思っていると、バスが止まりました。
添乗員さんは何も言ってこないし、運転手さんがトイレに行ったのかなくらいにしか思っていませんでした。
しかし出発して少し経ってから嫌な予感がした僕は、GPSを使って現在地を確認すると、、
ナスカを通り過ぎている!!
嫌な予感的中です。
ナスカの地上絵を見るためのフライトの予約は8時。
次の街イカまでは2時間半後に到着、イカからナスカまでは更に2時間半。
当然戻ってきても間に合いません。
困って思いついた選択肢は、
①すぐにバスを止めてもらい降りる
②ヒッチハイクをしてナスカに戻る
これしかない!!と思いました。
以前、四国で行ったヒッチハイクを思い出し、いよいよ海外でヒッチハイクをする時がきた、と覚悟も決めました。
教えてくれなかった添乗員さんにとりあえず文句を言って何とかしてもらおうと思いました。
(以下、カタコトの英語のやりとりです)
Y「今通り過ぎた所はナスカ?」
添「そうだよ」
Y「ナスカで教えてって言ったじゃん!」
添「・・・」
やばいって顔をしました。
Y「もう今すぐここで降ろして!!」
添「それはできない」
Y「ナスカでフライトの予約もしてるし、降りないと間に合わないから!」
フライトの予約のバウチャーも見せました。
Y「ヒッチハイクでも何でもして勝手に戻るから、とりあえず降ろして!!」
添「できないんだ」
Y「なんでだ?!」
添「カンパニールールなんだ」
Y「・・・」
カンパニールールは絶対だそうです。
フライトの予約もあるし、何とかしてもらおうとバスの中でかれこれ30分くらい揉めました。
結果は変わらず、バスからは降りれませんでしたが、その代わり、セスナのフライトの変更や戻るためのバス代などは負担してくれることになりました。
まぁ降りれなかったのは自分の責任でもあるし、この日はナスカで地上絵を見るくらいしか予定を入れていなかったので、しぶしぶ納得し、バスに揺られること追加5時間。
やっとのことでナスカに到着しました。
ナスカに着いてからはとてもスムーズで、すぐにセスナに乗ることができました。
一列に2人、全部で7人乗りでした。
小型の飛行機はとても揺れるため、乗り物酔いする方にはおすすめできません。。
うっすらとした地上絵が見えるでしょうか?
写真では僕も探すのが難しいと思ってしまいます。
あまり伝わらないかもしれないですが、ナスカの地上絵、とても良かったです。
行くとがっかりする、とかよく聞きますが、僕は行って良かったと思います。
スケールの大きさや神秘さなど、感極まるものがありました。
このあとまたイカにバスで2時間半かけて戻り、(本日二回目のイカ)
そこからタクシーで15分ほどのところにある、ワカチナという町に向かいました。
続く。