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2022/04/28

子供が産まれました◎

mudaiです◎

私事なのですが、今年の1月に第一子が誕生いたしました。

妊娠から、出産、子育て、と密度の濃い一年を過ごし、色々と感じることがあったのでまとめてブログを書きたいと思います。

『妊婦さんが働くってすごい大変なことだ。』

そんなん知っとるわ!となると思うのですが、夫という立場と、雇用主という2つの立場で様々なことが勉強になりました。

赤ちゃんは昨日出来なかったことが、今日いきなり出来るようになったりしますが、妊婦は昨日出来てたことが今日いきなり出来なくなる。

乗り物や、人混みも気持ち悪くなったり、食事も受けつけなかったりする。

maiはとにかくヨーグルトと、バナナ、酢飯をひたすら食べていました。

一緒に働く仲間への妊娠の報告は早い方が良いと判断しました。

とにかく妊娠初期は心配事が多い。

だからこそ安定期に入るまで報告しないというカルチャーがあると思うのですが、一緒に働く仲間のサポートや、気遣いも重要になってくるので妊娠が分かったと同時にスタッフにはすぐに伝えました。

働く時間を調節したり、バックヤードに横になれる場所を作ったり、匂いの強い場所の掃除は避けたり、など、会社としても最大限働きやすい環境を作りました。

妊婦になった瞬間から、優先順位は自分の健康と、子供の健康。

ま〜普段からそうなんですが、絶対に無理をしない、させない環境づくりや、会社での知識の共有が必要なのだと。

今後妊娠するスタッフや、それを支える夫という立場になるスタッフにも最大限の環境を用意してあげなければと思いました。

夫としては、とにかくアラジンのランプの精だと自己暗示をかけて毎日過ごしました。

主な仕事は掃除とか、洗濯とか、酢飯を探しに行くことです。

料理が出来ない使えない夫のワタクシはご飯の調達に苦労しました。

毎日気持ち悪いのも、頭痛いのも、お腹の中に子供がいるから。

女性の子育ては妊娠した瞬間から始まっていて、横にいるワタクシは何も始まっていません。

毎日気持ちよく仕事できるし、ビールも美味しい。

けど、横では妻が辛そう。

男性の育児のスタートは妊婦のストレスをなるべくなくすことに全力を尽くすこと。と理解しました。

もちろん情緒も安定しないので、脱ぎっぱなしの靴下を見つけても妊婦期間は注意もしないと心に決めました。

そんなこんなで少し早めの2ヶ月前に産休に入りました。

産休に入ってゆっくりと過ごしてたのですが、一週間が経つか経たないかのタイミングで検診に行ったらそのまま入院になってしまいました。

『切迫早産 妊娠高血圧』

コウノドリを読んで予習はしていたのですが、順調だったのにいきなりの入院でかなり動揺しました。

産むまで何があるかわからないとは言いますが、本当にそうだなと実感しました。

1ヶ月くらいの入院生活を送り、帝王切開で出産となりました。

コロナで面会もできないし、一日中点滴でつながれているし、食事も美味しくない。

美味しいものをいっぱい食べるはずだったmaiの産休期間は想像とは全然違うものとなりました。

毎日泣いていましたが、情緒なんか安定しなくて当たり前。

環境も、状況も安定する要素なんて一つもありません。

*僕はワイプで笑っていますがサイコパスではありません。

テレビ電話が日課になりました。

しんどいはずなのにいつも笑かしてくれる。強い人です。

何もしてあげることが出来ない入院期間が一番大変だったかもしれません。

ま〜大変なのは僕ではないのですが、、、。

二人目の出産で、お兄ちゃんやお姉ちゃんがいる状況でこういったケースになるのもお客様から聞きましたが、想像しただけでパニックです。

そんなこんなで妊娠34週で帝王切開となり、1500グラムの小さな命を授かりました。

コロナ時期ということもあり、産まれてから三週間後にやっと面会ができました。

分かっちゃいるけど早く会いたい。時代を呪う感情を抑制するのが大変でした。

初めて子供を抱いた感想を聞かれたりするのですが、どう表現して良いかわからない初めての感情になりました。

あまりにも小さく、儚そうで、たまらなく愛おしい。

そんな息子も今では4000グラムに育ち、日に日に成長しております◎

*沐浴の腕前にはかなり自信があります。

そして母になったmaiさんはさらにワイルドになり、毎日子育てに奮闘しております。

妊娠、出産、育児。

一人の父親として、会社経営者として、様々なことを考えるきっかけになりました。

こんなにも何が起きるかわからない重要なミッションは初めてでした。

街を歩いていても家族づれで歩いている人達を見て一人一人にドラマがあるんだよな〜と感慨深く見つめてしまいます。

一緒に働くスタッフをはじめとし、お客様、親、兄弟、友人など、様々な人たちに支えられて生活ができる。

当たり前なことを当たり前と思わず日々感謝の気持ちを持ち生きていこうと。当たり前のことを強く思う今日この頃です。

長々とありがとうございました。

blue tomato