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2021/08/19

読んで思いのほか考えさせられたマンガのブログ

MUDAIです◎

少し遅れたお盆休みを頂いております。

まったり自宅で過ごしているのですが、休み中にお店に置くマンガのオーディションを行おうと思い立ち、気になっていたマンガたちをチョイスしてきました。

ここから厳選なる審査の結果BLUETOMATOの本棚(そんなに置くところがなくなってきた)に並ぶことができる精鋭たちを選びます。

果たして一番面白かったマンガは!!!

審査は深夜までかかり、フラフラになりながらなんとか終えることができました。

どれも面白かったのですが、個人的にこれは名作!!となった作品を紹介したいと思います。

ダーウィン事変 うめざわしゅん

ザックリとしたあらすじは、人とチンパンジーの間に生まれたハイブリットのヒューマンジーのチャーリーが主人公のSF。

チンパンジーと人間の良いところ以上の能力を持ち、ビーガンの人間の夫婦に育てられたチャーリがハイスクールに通うことになり様々な人間社会の問題に巻き込まれていく社会派なマンガ。

時代設定ははっきりとは記載されてないと思いますが、おそらく現代で、動物愛護、ビーガン、の思想が行き過ぎた過激派組織ALA(動物解放同盟)が人間の特権を捨て去り、全ての動物の平等な権利のためにという思想で爆破テロなどを起こし、それがビーガンテロなどと呼ばれ、テロなど指示していないビーガンの人々にも差別の目が向けられ始める。みたいな世界観。(あらすじ説明苦手)

主人公のチャーリーがとにかくイケメン。つおい、冷静、優しい、頭もいい。

様々なポジショニングのキャラクターの思想が考えさせられる。

人間の社会を知性を持った人間ではないヒューマンジーのチャーリーがフラットな視点で観察し、言葉にする。そのセリフがグッとくる。

その中で当たり前になっていて考えてもいなかった問題意識を芽生えさせてくれてちょっと眠れなくなった。。

レビューも下手すぎて本当に申し訳ないw

 

【ビーガンって言葉自体が流行ってるw】

ビーガンというワードはこの漫画の中でもテーマになっていて、自分の周りにもビーガンの友人がいたりする。

気になって調べてみたら、ビーガンと言っても一括りにはできない。

健康を目的とする 「ダイエタリービーガン」

環境保護を目的とする 「エンバイロメンタルビーガン」

動物愛護を目的とする 「エシカルビーガン」

(ネット記事参照)

調べていくとベジタリアンもかなり細分化されるし、マクロビもまた違う。

僕の周りにいる人は健康を目的とした食生活をしている人が多い。

肉を食べる動物愛護の活動をしてる人もいる。

むずかしい。

僕の脳みそは半分はプリンで出来ているのでそろそろ限界だ(後の半分は優しさ)

最近僕らの業界でもビーガンブリーチとか、ビーガンカラーとかいうネーミングのものが出てきているw

環境に配慮して仕事をすることは大事だし、最大限できることはやりたい。

けど、どうしても地球に迷惑をかけてしまうことは仕事でも生活でもあると思う。

チャーリーの育ての親のビーガンのお父さんのセリフが胸に刺さる。

美容師の仕事の中でパーフェクトに環境に配慮することは難しいと常々思う。

出来ることはちゃんとやっていこう。なるべくマシな選択をして。

*(一番面白かったマンガは僕とロボコでした)

BLUETOMATO