MUDAIです!
いつもBLUETOMATOを応援していただきありがとうございます。
この度、スタイリストYUICHIがShopManagerに就任致しました!
(威厳のある顔してもらいました)
YUICHIくんとの出会いはかれこれ15年前。
新人スタイリストだった僕は初めてのメンズの撮影(GET ONだったかな?)のモデルを渋谷の西武の前で探していました。
遠目からなんかおしゃれなイケメンがアゴを上げて歩いてくるのが目に入り、即座に声をかけモデルハントしました。
そのおしゃれイケメンアゴ上げ大学生がYUICHIくんです。
立教大学の法学部に通っていたYUICHIくん。マルジェラとか、リックオーエンスを着ていた、イケメン大学生。
ちょっと頭がいいけどおしゃれとかカルチャーが好きで大学で浮いてるんだぜ!みたいな、小生意気な感じが鼻につくとんがりコーンだった 当時のYUICHIくん。
僕は初めての撮影ということもあり、YUICHIくんの頭で何度もなんどもスタイリングの練習をさせてもらいました。
(その時練習で撮った写真)
夜遅くまで練習に付き合ってもらったお礼に2人でラーメンを食べに行きました。
話してみると可愛げがあり、人懐っこく、見た目の尖った感じとのギャップがあるな〜と思ったのを覚えています。
その後もメンズの撮影が入るとちょこちょこお願いしたり、ご飯を食べに行ったりする付き合いが続きました。
大学の就職活動が始まったくらいに、相談があるとのことでご飯を食べに行くと、
『美容師になりたいと思うのですが、どう思いますか?』
と、聞かれたので、
『やめたほうがいい!』
と、言いました。
理由としては、お勉強も頑張ってきて、親に大学まで出してもらって職業の選択肢も無数に広がっている立場を手に入れているのに、専門学校に通い直してわざわざ遠回りしてこの厳しい世界を目指すなんてどうかしてるぜ!って思ったからです。
あと、やっぱり生意気そうなお勉強できるぜ感が鼻につくとんがりコーンだったので、ちゃんと知ってもらえるとかわいがられるけど、わかってもらうのに少し時間がかかるキャラクターはあまりこの職業に向いてないだろうな〜とも思っていました。
けど、やっぱりなりたいというので
『じゃあなれば〜!』
って言いました。
そこから、通信で美容学校に通い、都心から少し離れたところでYUICHIくんの美容師としてのキャリアがスタートしました。
そして月日は流れ、僕が29歳、の時に独立を考えていた時、たまたまご飯に行き、その話をしたら、
『一緒に働きたいです!』
と言われ、面接をして、一緒に働くことになりました。
(OPEN前にシャンプーの練習をしていた時)
2011年にBLUETOMATOをmaiと3人で立ち上げてから、苦楽を共にし、今に至ります。
イケメンアゴ上げとんがりコーンだった大学生のYUICHIくんが、美容師としても、人としても成長してくれてサロンの中では僕よりも重要な存在になってくれました。
まさか西武の前でモデハンしたイケメンアゴ上げとんがりコーンとこんなにも濃い関係性になるとは想像もしませんでした。
今ではすっかり笑うとタレ目のメガネセンターパートになりました。
今後もBLUETOMATOと僕をしっかりと支えて行ってほしいと切に願っております。
blue tomato