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2018/04/20

2019年度 新卒募集 BLUETOMATOについて

こんにちは!MUDAIです。

今年も就職活動の時期がやってきました。

興味を持って遠方から見学がてら来ていただくことも多く、サロンワークの中だけでは十分なコミュニケーションが取れないため、BLUETOMATOの内部の考え方などを書かせていただこうと思います。

サロンの雰囲気などはブログ等を見ていただければある程度伝わるかと思うので、BLUETOMATOが組織として目指す環境と、教育についての考え方を書きたいと思います。

 

*BLUETOMATOについて

BLUETOMATOは2011年にスタッフ3名で『まだ見たことのない新しい価値を創る』というコンセプトを掲げスタートしました。

唐突ですが、皆さんはどんな美容師になって、どんな人生を歩みたいでしょう?

BLUETOMATOは一人一人の”どんな”に向き合い、共に理想を目指したり、探したりできる環境を目指しています。

美容師とはこうあるべきだ。というような組織の理想を目指すという形ではなく、一人一人のオリジナリティーのある美容師像や、働き方、生き方の受け皿になれるような場所を目指しています。

 

*教育について

一人一人の理想に向き合える組織を創りたいと言っても、「週3で働いて2年でスタイリストになりたいです!」

と、言われても困ります笑

アシスタントに対して、組織がやらなければいけないことは、美容師として今より一歩前に進めることです。

お金だけを目的とするのであればもっと効率のいい仕事はあります。

しかし、美容師として顧客に支持されるということを目指すのであれば、アシスタント期間は自分の時間や、エネルギーを将来の自分に投資しているという段階になります。

組織としても優秀なアシスタントを育てることを目的としているわけではなく、個としてブランドとなる魅力的な技術者を育てたいと思っています。

BLUETOMATOでは、”教える”、”学ぶ”、の二つ視点を差別化しています。

教えること、は言語化でき、理論化できる領域です。

例えば、イメージのビジュアルがあり、それを創るために必要な技術、プロセスを正確で最短の仕事で形にする。

ということは言語化、理論化は可能です。

それに対して、学ぶことは言語化しづらい、理論化しづらい、または、したくない領域です。

例えば接客。

BLUETOMATOでは基本的に接客の教育はありません。相対的な価値観の中で必要とされるマナーはもちろん伝えますが、接客の答えは目の前のお客様がどう感じるか?ということが答えになると思います。

当たり障りのないコミュニケーションがとれるということであれば、理論化できそうですが、システマチックなアシスタントワークの先に魅力的な技術者像があるようには思えないと考えています。

接客をお客様視点で考えると、構成要素は、見た目と、話し方と、話す内容の3つです。それらは持って生まれたものと、環境によって形成されていると思います。

見た目は不快感を与えないファッションであればなんでも良いです。バランスが悪ければアドバイスはしますが、あくまでパーソナルなアドバイスです。キャラが勝っていれば成立しちゃいますしね。

話し方と話す内容についても自分自身のなりたい理想像に対して俯瞰的に自分を見つめ、客観的な意見を取り入れつつ、自分でコントロールしていかなければ成長につながらないと思います。

学ぶ、ということは何においても、どの時期においても必要だと思います。

あくまで、教育者側が差別化して接していかなければいけないことです。なんでも教えられる、教えなければいけない、言語化できる、理論化できる、になってしまうとシステム化し過ぎてしまい、パッケージ教育になり、一人一人に合わせたマネージメントが出来なくなってしまいます。

なんども同じようなことを書きますが、良いアシスタントになることは通過点で、その先は自分の個性とスキルとナレッジで価値を生み出していかなければいけない立場となります。

スタッフ一人一人が自分の山を登って欲しいと思っているので同期だからと言ってライバル意識を持つ必要もないと思っています。それよりも、美容が好きな仲間としていい影響をあたえあったり、違う部分があることを楽しんでくれれば良いです。

組織としては美容師として、社会人として、人として学べる環境であることが責任だと思っています。

 

長々と書いてしまいましたが、僕自身も美容師として学んでいる最中ですし、教育も教えながら学ぶ毎日です。

現在BLUETOMATOも8年目となりましたが、うまくいくこと、いかないことは沢山あり、トライアンドエラーを繰り返しながら少しずつ前に進んでいます。

まだ成長段階の組織ですが、一緒に盛り上げてくれる仲間を募集します。

ご興味がある方は是非話を聞きに来てください。

 

BLUE TOMATO