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2014/05/13

就職活動の…

毎年この時期になるとたくさんの美容学生さんが見学も兼ねてサロンに来てくれます。

美容師になりたい方、就職活動をしている学生さん、中途でサロンを探している美容師さんに向けてサロン選びに少しでも役立ててもらえればと思い書いたので良ければご覧ください。あまりマジメな事はキャラ的にキツイのですが…
就職活動をする時に、何から始めようか?と悩む事が多いと思います。

『入りたいサロンを探す!』というのが就職活動のスタート地点になりがちです。しかし発想の順番としては『美容師になって何がしたいか?どんな美容師になりたいか?』が、先に来るべきだと思います。

美容師という職業の名称でひとまとめになっていますが、サロンによってその職業の在り方は全然違います。実際サロンに入ったら全然イメージと違った。という話を中途で見学に来た美容師さんから良く聞きます。というのも、美容師という職業に対しての考え方がサロンにより全然違うところにあると思います。
サロンに行ってみて、雰囲気を感じ、良い部分をたくさん知ってこういうサロンに入りたい!と、思うのは良い事ですし、そこで働く美容師さんと接して『あんな美容師になりたい!』と思えるのは素晴らしい出会いです。
ただ、素敵なサロンだな、素敵なスタイリストさんだな、と感じ、見えている部分はその組織が作り、育てた、『見えている結果』です。

その『見えている結果』を創り上げる為に技術があり、デザインに対する考え方があり、教育に対しての考え方があり、お客様に対する思い、一緒に働くスタッフに対する思い、美容業界に対して、社会に対しての在り方があり…。様々な土台の上に見えているほんの少しの部分だけしか知らずにそのサロンに内定してしまうのは運任せの就職活動になってしまいます。

サロンに行って見えている部分から感じる感性はとても大事な才能です。好きだなと思えるサロンがあったならその見えている部分の土台になっている『見えていない部分』をどんどん聞く事が大事だと思います。そのサロンの考え方、目指している目標、何を大事にしているのか、などと、自分の感性が共感出来たら更に一歩踏み込んだ就職活動になると思います。

就職活動でサロンに行く時は緊張するものだと思います。僕自身もそうでした。ただ選ぶ権利はお互いが持っているものだし、サロンの事を色々知りたいと思っているでしょうし、サロン側も来てくれた人の事を知りたいと思っています。自分の美容人生の一歩目を踏み出す場所はとても大事です。良くも悪くも基準になります。うまくいく、いかないは運もありますが後悔のない就職活動をして欲しいです。どういった結果であれ自分の成長に繋がる事は間違いありません。

こんな事を書いていますが僕自身美容学生の時はかなり運任せの就職活動をしていました。
好きなデザインを雑誌でみつけ、そのサロンに行き、スタイルが気に入って、ココに入ってこの人に技術学べば完璧じゃん!と思いそのサロンに運良く入れました。いざ入ってみると自分が思っていたよりももっと良いサロンでした◎ラッキー♪
まーこういう事もあるので難しく考えすぎも良くないかもしれませんね。

BLUETOMATOもまだまだ未熟な組織ですが、就職活動をしている学生さんは遠慮なく色々な質問をして下さい。僕もスタッフも質問に答えることで考え、成長させて頂いております。

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BLUETOMATO MUDAI