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2018/02/07

男2人旅〜インドの洗礼〜

こんにちは!

takahiroです。

久しぶりの投稿になります。

お店の改装期間中に1週間程お休みを頂いて、KOHNOとインドを旅してきました!

KOHNOが楽しいブログを書いていましたが、あれはフィクションです。

これから、真実を書かせて頂きます。

 

男2人、貧乏旅行でワイルドな旅にしようぜ!と意気込んで入国した3時間後、、、

2人で12万ぼったくられました。

 

夜行列車に乗り換えようとして駅まで歩いていると、

警察だとIDを見せてきた男性に

「チケットが無いと中には入れない」と言われ、

言われるがままにオートリクシャーと呼ばれる小さなタクシーに乗り込み、チケットが購入出来るという旅行代理店へ。

オートリクシャーのおじさんに道中

「今日から4日間暴動が起きるから夜11時以降は絶対に外に出てはいけない」と脅される。

人気の少ない場所にポツンとある旅行代理店に到着。

「濃霧の為、全便運行停止」

ガイドブックに載ってるホテルに電話してもらうが、繋がる所は全て1泊3万以上の高級ホテルのみ。

「どうする事も出来ない。けど、夜は危険。死ぬかもしれない。。」

恐怖に駆られた僕たちは、車をチャーターした2人で12万の高額ツアーに参加して安全を買いました。

 

そこからはドライバーと3人旅。

「ソヌ」

職業 ドライバー兼ボディガード

口癖 シャンティシャンティ(大丈夫。きっとうまくいくという意味らしい)

好きなもの チップ

ソヌ曰く、僕たちの関係性 ブラザー

 

ジャイプール

ソヌが観光地だけを回ってくれます。

本当は歩いて旅したり、MUDAIさんみたいにワイルドに現地の自転車を乗り回す予定でした。

しかし現実は、車の中から街並みをただぼーっと眺めているだけ。。

 

アグラ   タージマハル

ここでは、現地のガイド「ジョン」にチェンジ。

毎日ガイドをしているらしく、全く無駄のない案内でタージマハルの建物の中に入る事無く、1時間足らずで終わりました。

最後にはチップを要求され、20ドル(約2200円)渡しました。。

 

アグラでソヌとお別れだったのですが、

「色んな所に行けて、安全な旅でハッピーか?」と聞かれ

「ハッピー」と答えたらチップを要求され、

お金が無いというと、現地のATMや両替所に連れていかれ

2人で2万円支払わされました。(なぜか一緒に連れて行ってくれたソヌの友達にもチップを600円渡しました)

さらにハプニングは続き、列車が霧の影響で5時間程遅れた為、ソヌがオーバーワークだと言い出しチップを2000円渡しました。

 

ここからは列車に乗り、やっと二人旅。

しかし多額のチップを払わされた為、僕たちは本当にお金がありません。

途中、日本で買ったグミを分け合い、車内販売の80円のお菓子、80円のパンを食べ、

KOHNOの携帯ゲーム「桃太郎電鉄」をしながら20時間を過ごしました。

この時、ふと地球の歩き方を読み直していたら驚愕の事実が!!

僕たちがぼったくられた時と全く同じ内容でした。。。

 

お昼過ぎに着くはずが、バラナシに22:30に着いた為、そのまま宿へ。

仮眠を取り、朝日を見るためにガンジス川へ。

濃霧で5メートル先しか見れませんでした。まさに踏んだり蹴ったり。(僕たちは前世で、何か悪い事をしたのでしょうか。。)

朝食を済ませるともう帰国の時間。

しかし、最後の頼みでもう一度ガンジス川へ。

ようやく見る事ができました。

2、3分しか見れませんでしたが、最後に少しでも見る事ができて大満足でした。(神様ありがとう!!)

 

今回初めてインドに行き、社会の厳しさや生きていく事の大変さ、怖さ、文化や環境の違い、準備の大切さなど本当に多くの事を学びました。

自分が身を置いている環境が当たり前ではなく、様々な事に本当に感謝出来るようになりました。

皆様にインドのお話が出来るのを楽しみにしています。

今回、お休みを頂きありがとうございました!

被害総額

14万4800円