週に一度、アシスタント全員のカット練習をおこなっています。
ずっとやりたかったのですが目の前のことに追われすぎて形にするのが遅くなってしまった美容師一年目からのカットレッスン。
イメージのビジュアルをイラストに起こし、1時間の中で切って形にするというシンプルなレッスン。
最終的な形のイメージをゴールとするなら、最短で正確にゴールにたどり着く方法を頭の中でレシピ化できないといけません。
けど、一年目のKAZUMAにそんなことはできるはずもなく、、、。
無謀なゴールを目指してる感じがすごくいい◎
Akiも同様で、カットをするスキルはぜんぜんないけど。
イメージと作りたいという熱意を感じるイラスト◎
技術をかじっている3年目の二人は出来ることの中でデザインを考えちゃう大人な脳みそと戦ってます。
成長段階でこれがクセになるとデザインの枠が狭まります。
スキルを身につける上では、”教えられること”と、”学ぶこと”のハイブリットで成長していかなければいけません。
教える側も言語化しやすいスキルと、言語化しにくいスキルを理解する必要があります。
言語化しにくいスキルを無理に理論化しようとすると、型にはまった人の量産のようになってしまうし、教えられる期間が終わった後の成長が見込めません。
いいアシスタントを育てることはあくまで通過点でしかなく、お客さんに支持されるスタイリストを育成することが教育システムの目的です。
アシスタントとしては優秀だったけど、スタイリストになってからあれ?みたいな感じになるのはいたたまれません。基礎的な能力が平均的に高い人が陥りやすい状態ですね。
なのでアシスタントとして成長することに追われながら、スタイリストになる上での”学ぶこと”のスイッチをなるべく早い段階でONにする必要があります。
”学ぶことの”スイッチがONになっている状態は、圧倒的に興味があること、経験し、思考したことがあること、のどちらか2つの要素が必要です。たぶん。
興味を持っている人たちが、ハサミでイメージを形にする経験を早い段階で得ることで日々のサロンワークの中での学ぶことが増えたらいいなと思っています。
アシスタントたちの成長を温かい目で見守っていただいているお客様に心から感謝しております。
来年、再来年と、BLUE TOMATOの技術者としてデビューしていくと思います◎
今後ともよろしくお願いします♪
MUDAI