MUDAIです!
少し前にYUICHIがブログで紹介していたと思うのですが、
70年代中盤から現在までの東京のカルチャーをまとめてある本です。
素晴らしい本で、とても勉強になります。
しかし、ぼくは同時にこう思いました。
『もっと早く出してくれよ。』
と。
美容師にとってファッションの歴史を学ぶことはとても重要です。
たぶん…。
特に50、60、70、80、90年代は大枠ででもテイストを捉えてけば移り変わるトレンドに対応がきくし、イメージの幅も広がります。
以前ミーティングで50年代から90年代までのカルチャーをヨーロッパ、アメリカ、日本に分けて社会情勢も含めてプレゼンテーションしました。
ディオールのニュールック、オードリーヘップバーン、マリリンモンロー、資本主義、社会主義、モッズ、ロッカーズ、プレタポルテ、スウィンギングロンドン、アメリカントラッド、みゆき族、ヌーベルヴァーグ、ビートルズ、5月革命、ボブデュラン、ベトナム戦争、ヒッピー、アンディーウォーホール、KENZO、グラムロック、パンク、ベルリンの壁、コムデギャルソン、カラス族、ボデシーコンシャス、オリーブ少女、ミニマリズム、グランジ、オザケン、などなどなどなど。
めっちゃプリントアウトしました。
ペーパーレスに向かう時代に逆行してアナログなやり方ですが以外と頭に入ります。
社会情勢、政治、経済、や宗教、または階級、などなど、様々な事と、アート、ファンションやもちろんヘアースタイルが繋がっていく。
ストリートからファッションが産まれる背景に社会情勢や、階級等の様々なしがらみがあったりすることを知ることで1つのテイストに対しての造詣が深くなります。
点の知識を線で結びつけていくことでしっかりと自分の中に落とし込むことができる。
お母さんとお父さんが◯歳の頃!と、言うと伝わりやすいんだなと思いました。
調べたらなんでも出てくる時代ですが、歴史観を身につけることで色んなことを感じられる回数が増えるし、自分が好きなモノのルーツを辿ることが出来ます。
たくさん勉強してスタイル作りや、提案の幅を広げていきたいとおもいます♪