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2014/04/27

シザーケース作り mai

アシスタント時代から、ずっと愛用していたシザーケースがやぶけてしまいました。

悲しんでいると、脇から、ご自分で作ったシザーケースを着用しているMUDAIさんが、
「大切にできるし、今度は自分で作ってみたら?」とのこと。

その言葉に引かれ、私も新たなケースを作ることに決め、
お休みの1日をシザーケース作りに費やしました。

革やボタンの材料を東急ハンズで購入。
道具類は、MUDAIさんの物を拝借。
1

デザインをおこし、組み立て方、構成を考え、
いざ製作スタート。

1日くらいでサクッとできるんじゃないかと思っていた私。
、、、しかしそれは甘かった。

革の硬さに、何度も作業を投げ出したくなる。
カッターで切り進めることも、全身の力を込め1つ1つ切っていく。
1縫い、1縫い、穴をキリでこじ開け、力を込めて縫っていく作業。
カッター、かなづち、ハリ、ペンチをフル活用。

革職人さんを、本気で尊敬しました。

挫折風景①
写真 1
作業場ぐちゃぐちゃ。やぶけたジーパンがさらに悲しさを誘う。

そして結局1日で終わらせることはできず、ここまで。
写真 2

さらに時間を費やし、ちょっとづつ作り進める。
とある日の挫折風景その②
写真 3

写真 4写真 5
写真を撮られていることを分かっていながら、
辛すぎて上手く笑えてない。

そして約2週間ばかり作り続け、やっとの思いで完成しました。

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ハサミを入れるポケット3つと、レザーをいれる所を1カ所
ケースの底をボタンで留める事で、溜まった毛くずを取りやすくしました◎

できあがった時は、嬉しさのあまり泣きそうになりました。
飛び上がる程嬉しかった。むしろ飛び上がり、踊りました。

大変だった分だけ、大切にできる。
身にしみて実感し、MUDAIさんの言葉の意味が分かった気がします。

大切にしよーっ♡
写真 2

mai