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2011/11/11

作品撮り。を振り返って、、、。

MUDAIです。

実は、、、。

こないだの作品のテーマは90S。

ただ、テーマを作品から伝えるほどの形を作れなかったのであえてのせませんでした。

90年代をテーマに作品撮りをしよう!
なんて、気軽に言い出して見切り発車してみたところ。

難しすぎる、、、。

雑誌等でも90年代特集ってあまりないからおもしろそうだなぁと簡単に考えていたところ、記憶を辿ったり、調べたりしているうちに、恐ろしく混沌とした90年代の複雑性に気がついていく。

初期、中期、後期ぐらいで簡単にまとまればいいのですが、同時期にいくつかのムーブメントが発生していて、それらをどの立場から見るかによって定義付けが大きく変わる気が、、、。

例えばいくつかワードを挙げてみるとすると。

ちびT、MA-1、ポールスミス、アニエスb.、デカエリ、オーバーオール、マルタンマルジェラ、渋谷系、グランジ、ネルシャツON時計、バンダナ、ビルケン靴下、オリーブ、スマート、フルーツ、エッグ、スーパーモデル、カートコバーン、ケイトモス、ヴァネッサパラディーetc……何でもありなにおいがぷんぷんする。

60s、70s、80sなどもハイファッションから見た視点、音楽をベースにした視点、ストリートから見た視点、世界情勢的な、などなど、様々な視点から見た時代があったはずで、それらをその時代に生きた人たちがそぎおとしそぎおとしやっと定義付けし、後世にわかりやすく伝えていっているんだと感心する。

では、自分達が過ごした90年代はどんな捉え方ができているのか?

子供の頃はリンドバーグやジュンスカが流行っていて、大きなGジャンを腕まくりして、真っ赤なマットなリップをみんなつけてた気がする、遊園地に行く時、親に服を着せてもらうとなぜか最後に腰にシャツを巻かれる。幼少期はシャツは腰に巻く物だと思っていた気がする。
う〜ん。けどそれは80年代後半なのか…。

中学生になるとBoonやファインボーイズを読み始め、アメカジブーム到来、ボンジョビやガンズ等を聞くのが流行っていた。ネルシャツの上からTimeXの時計をしていたのもこの頃で、異常なまでに長いもみあげに誇りを持っていた。

中学校も後半に入るとアニエスb.やポールスミス、を着てスケーターの友人達と一線をかす事で優越感を感じながらBoonを卒業してメンノンを愛読してた。
今考えるとロンドンかぶれか、フランスかぶれかわけがわからん状態、しかもスケボーが出来るはずの世代なのに、全然出来なくてかなり後悔している。高校くらいの年にsmartやcutieが創刊され、同時にFRUiTSという雑誌の存在を知り、あまりの奇抜さに度肝を抜かれ、三重の田んぼの真ん中辺りにあるファミリーマートからTOKYOに対る憧れを発信するようになる。

三重県では手に入らない20071120やビューティービースト、ミルクボーイ、クリストファーネメスなどのデコラティブなブランドを買いに大阪や名古屋に足を伸ばすようになり、分けもわからずに一枚2万くらいのTシャツを着て緑のコケみたいな髪でボロボロの原付に乗って農道を走るという斬新なスタイルの田舎者だった。恥ずかしすぎるダサさで燃やしたい写真がかずおおく、、、。

とりあえずあんま覚えてない。だから何となく創ってしまった、、、。

もっとわかりやすく伝わる作品創らなきゃ、、、。

長々すみません。
がんばろ!